中高のOB同窓会に参加した。コロナ明けで盛大に開かれるのは4年ぶりの開催で、しかも学校の校庭を使ってステージを作って…とさながら学園祭の体で、タイムスリップ感が半端なかった。ステージから聴こえてくる演奏は
- Truth / T-Square
- Livin’ on a Prayer / Bon Jovi
…くーっ！！こちらを〇しにかかってくるセトリである。運営された方々には、紛れもない敬意しかない。お疲れさまでした。正直、周囲を誘えていなくて、一人でぼんやりしてようかと思ったら、20数年ぶりの同級生に二人も会えて、憶えていてくれてすごく嬉しかった。当時から目立つタイプの二人で、楽しそうにやっていて何よりだと思った次第。2年後は運営の担当なんだよなぁ…
そんな同窓会の会場、学校に行く途中に隣にある公園の広場を通る。ここを通る度、学園祭を思い出す。
僕の「学園祭」イメージはバンドの野外ステージ、である。僕のこれまでの生涯でステージに立ったこと自体数える程しかないけど、（今のところ）最大のステージは間違いなく高2の学園祭でのステージだと思っている。ついでに言えば、それが初めてのステージでもあるので、初めてかつ最大のステージである。
それまでの「学園祭」といえば、校舎の裏側あたりにいて時間を潰し、帰っていい時間になったら速攻帰る、という今でいう陰キャな過ごし方が殆どだったけど、その時だけは野外ステージと、教室内の小ステージを駆けずり回った。いい思い出である。そのステージのあった場所は、学内ではなく、ちょうど学校に隣り合った公園の広場、そうさっき通った場所だ、当時、校舎の建て替えと相まって、校庭が使えないからと、特別に組まれたものだった。今はもちろん、ただの公園の広場でしかない。
でも。
「ただの公園の広場」は僕にとって「特別なステージ」の跡地であり、生涯最大のステージだったのだ。多分これからも、ここを通る度に思い出すと思う。これから先、そういうステージに見えることが出来るのか、ちょっと分からないので、暫定一位、そんなステージとしてずっと記憶に留めておくのだろう。
…なお、ついでに思い出すのは、そのステージで緊張しまくって、ただでさえ速いBPM188くらいの曲を、ギターカッティングのみのイントロで200オーバーで弾き始め周囲を混乱に陥れた戦犯が居るとか居ないとか居るとかを思い出して、頭を抱えたくなったりするのも…まぁ…うん。おもひで（良いとは言えない）。
ギターイントロでBPMを速めた犯人
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